「E3」ってなに? 毎年世界中が注目するゲームイベントを詳しく解説

毎年6月ごろになるとネット上で話題になる「E3」というワード。なぜ「E3」は毎年注目されるのでしょうか?
今回は「E3」を全く知らない人やもっと詳しく知りたい人向けにその理由について詳しくお伝えします。

E3とは何なのか 簡単に解説

簡単に言えば毎年6月中旬ごろに開催されるコンピュータゲームの見本市です。

E3は「Electronic Entertainment Expo」の頭文字を取った略称で、直訳すると”電子的娯楽の博覧会”です。ちなみにE3の歴史は長く、1995年から開催され続けています。初代PlayStationが発売されたのが1994年となっていますので、ゲーム業界を支えてきたイベントといっても過言ではありません。

E3 2019の様子

ゲームイベントと聞いてトーキョーゲームショウ(以下TGS)が日本では有名ですが、E3はTGSとはまた違ったイベントとなっています。

E3とTGSの大きな違いはその対象が大きく違い、TGSはゲームをプレイするユーザーに向けてゲームを紹介するのに対して、E3はゲーム業界の関係者やゲーム制作者及び報道陣に向けてゲームを発表するイベントです。そのため会場には一般人の参加が認められていません。

TGS → ゲームユーザー向けのイベント
E3  → 企業向けのイベント

なぜ「E3」は世界中で注目されるのか?

E3はほぼ毎年開催されており、ネット上でトレンドに乗るほど注目されています。なぜゲーム業界関係者向けのイベントがこんなにも注目されるのでしょうか?

それは業界人だけでなく報道陣や一般人にも情報を伝えるために、各企業がイベント期間中に各自で発表会を開いているためです。その中にはソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下SIE)や任天堂、マイクロソフトなどの大手ゲームメーカーが年末商戦に向けた発表を行うため、一般ユーザーからも注目を浴びるのです。

前回開催(2021年)はオンライン上での開催となりましたが、任天堂からは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編や、『メトロイド ドレッド』などのビッグタイトルが発表されました。

なおSIEは2018年のE3を最後に参加していません。その理由についても解説したいと思います。

「E3」の衰退

初期ゲーム業界を盛り上げていたE3ですが、初回から欠かさず参加してきたSIEは2018年から参加していません。当時不参加表明のニュースは衝撃的なものでした。

SIEの声明
"世界中の数百の消費者イベントへの参加で構成します。ファンがPlayStationファミリーの一員であると感じ、お気に入りのコンテンツをプレイ出来るようにすることに重点を置いています"

さらに新型コロナウイルスの影響が拍車をかけ、2020年及び2022年度のE3は開催中止となってしまいました。

E3の開催時期である6月中旬になると各企業が発表を行いますが、ここ数年E3での大きな発表を避ける傾向があるようです。

これまでE3にて『Nintendo DS』や『Wii』の発表を行ってきた任天堂ですが、『Nintendo Switch Lite』『Nintendo Switch 有機ELモデル』の発表はE3内にて行いませんでした。

さらにPS5発売年であるにも関わらずSIEはE3への参加を見送りました。

E3 2004 Nintendo DS

E3は各企業の特徴や、業界の流行などを知ることが出来るという強みがありましたが、近年の大手企業は単独のイベントで十分な発信力があることや、オフラインイベントへ時間を割かなければ新作ゲームなどの開発に集中できるという点もあり、E3への参加はデメリットが大きいようです。

新型コロナウイルスの影響でほとんどの企業がオンラインでイベントを行ったため、収束後も映像配信で行う可能性が高いです。

2023年開催予定の「E3 2023」ではオンラインとオフラインを組み合わせた形で行うようですが、これからもE3は続いていくのでしょうか?

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