【2023年以降公開】人気ゲームの映画化情報まとめ | 『スーパーマリオザムービー』など10作品

皆様、2023年に公開予定の映画をチェックしましたでしょうか。邦画よりも圧倒的に洋画好きな筆者は、2023年は例年に比べ豊作の年だと思います。

「インディー・ジョーンズ」シリーズの新作や、今回取り上げる「スーパーマリオ・ザ・ムービー」、「トランスフォーマー」新作など1月時点で多くの期待作が発表済みとなっています。

さて今回の記事で紹介するのは“ゲーム作品”を題材とする映画作品です。世界的に名の知れたゲームから、有名インディーゲームまで全10作品の詳細を詳しく紹介していきます。

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2023年公開予定作品

ここでは今年公開予定の映画作品をご紹介します。

スーパーマリオ・ザ・ムービー

公開日:4月28日(金)
監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック
脚本:マシュー・フォーゲル
製作:任天堂、イルミネーション

誰もが知るアクションゲームである「スーパーマリオブラザーズ」の3Dアニメーション映画「スーパーマリオ・ザ・ムービー」が今年の春、全国の劇場で公開されます。

すでに任天堂から複数の予告編が公開されており、マリオやクッパのビジュアルなどが紹介されています。予告編には過去の3Dマリオ作品はもちろん、マリオカートや2Dマリオなどの要素がふんだんに使われており、マリオファンにはたまらない内容となりそうです。

ストーリー

マリオといえばピーチ姫が亀たちを率いるクッパにさらわれてしまうというお決まりのストーリーですが、本作では違うようです。クッパにさらわれる役はなんとマリオの兄弟であるルイージで、マリオ一行が彼を助けに行くという原作とは違ったストーリーとなっています。

映画版ではピーチの役柄が原作とは異なり、ゲームでのイメージはまさに”か弱いお姫さま”といった感じの役柄ですが、映画ではキノコ王国に攻めてくるクッパに立ち向かう”勇敢なお姫さま”として描かれています。個人的にピーチ姫は本作で一番魅力的なキャラクターと言えます。

映像制作は「ミニオンズ」などのCGアニメーションでおなじみにのイルミネーション、その他脚本や声優なども豪華な配役となっている今作、期待度は超高いです。

グランツーリスモ

公開日:8月11日(金)
監督:ニール・ブロムカンプ
脚本:ジェイソン・ホール、ザック・ベイリン
製作:ソニー・ピクチャーズ

ゲーム『グランツーリスモ』はソニーが発売するドライビングシミュレーションゲームであり、初代PlayStationより発売され最新作「グランツーリスモ7」がPS5にて発売。

第1作目は世界中の車両に乗ることができ、かつそれまでのレーシングゲームとは違い、リアルな車の挙動とグラフィックを追い求めた”シミュレーションゲーム”として爆発的なヒットを記録しています。

そんな「グランツーリスモ」シリーズをどうやって映画として成り立たせるのでしょうか。

ストーリー

ストーリーは『グランツーリスモ』をプレイするプレイヤー目線と、車を実際に運転するドライバー視点の両方で描かれます。

10代のグランツーリスモプレイヤーであるヤン・マーデンボローが、日産主催の大会で勝ち進み、ゲームではなく実際のプロレーシングカードライバーとなるまでの実話を基にしたストーリーとなるそうです。

映画館でエンジンサウンド、白熱のレース展開を体験できる期待の1作です。

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2024年以降公開予定の作品

ゴーストオブツシマ

公開日:未定
監督:チャド・スタエルスキ
脚本:タカシ・ドッシャー
製作:ソニー・ピクチャーズ

『ゴーストオブツシマ』は2020年に発売された、元朝による日本侵略を題材にしたアクションアドベンチャーゲーム。元朝と日本の攻防戦と、主人公である「境井 仁」の武士道を描く。3日間で世界販売本数240万本の大ヒットを記録し、そのグラフィックやストーリーが高く評価されています。

そんな『ゴーストオブツシマ』のハリウッド映画の製作が進行中です。監督はジョン・ウィックシリーズなどを手掛けるチャド・スタエルスキ。彼は若いころから日本好きな親日の監督で、時代劇の知識が豊富だそうです。

脚本はすでに完成しており、監督からも高い評価を得ているため残すはキャストなどの決定と撮影を行うのみとなります。

映画は日本人キャストによる日本語映画になるかも?

親日監督であるチャド・スタエルスキ監督は本作のキャストに日本人を採用し、さらに日本語での撮影を行うことをソニー・ピクチャーズに提案しています。

個人的にはゲーム本編で登場する対馬の風景がどう表現されるのか気になっています。古き日本をより忠実に再現した素晴らしい映画となることを期待しています。

メタルギアソリッド

公開日:未定
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
脚本:デレク・コノリー
製作:ソニー・ピクチャーズ

映画「メタルギアソリッド」は脚本、主演俳優がともに決定していますがいまだ撮影段階には入っていないようです。本作の映画情報は2006年に初めて示唆され、翌年には正式発表。その後2010年にはプロジェクトが無期限の中止に入るも現在は再始動し、制作は進んでいます。

主人公「ソリッド・スネーク」役には、オスカー・アイザックが選ばれましたが、ストーリーの調整が難航しているようです。公開までまだまだかかりそうですが、依然として計画は進行中とのこと。公開まで気長に待ちましょう。

デスストランディング

公開日:未定
監督:アレックス・ルボヴィッチ
脚本:未定
製作:ハンマーストーンスタジオ

『デスストランディング』とは2019年に発売されたアクションゲームで、主人公「サム・ポータ・ブリッジス」が謎の現象により崩壊してしまったアメリカ合衆国を滅亡の危機から救うため、各地域を荷物を運ぶことでつないでいくSFチックな作品となっています。

続編である『デスストランディング2』とほぼ同時期に映画化が発表されました。また本映画ではゲームとは違ったストーリーを描くようで、詳細は発表されていませんがゲームをプレイ済みの方も楽しめるストーリーとなりそうです。

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有名インディー作品の映画化

Five Nights at Freddy’s

公開日:未定
監督:エマ・タミ
脚本:スコット・カウソン
製作:ブラムハウス

世界的に有名なホラーゲーム『Five Nights at Freddy’s(以下FNAF)』の映画化が進行中です。FNAFといえばホラゲーという一面だけでなく、キャラクタービジネスやゲームのバックストーリーが人気を博し、第1作目の発売から今年で9年たつものの熱狂的なファンが多くいる作品です。

本映画の監督は新人のホラー映画監督であるエマ・タミ氏、脚本はFNAFシリーズの作者本人であるスコットカウソン氏が務めます。スコットカウソン氏はゲームシリーズ以外にFNAFの世界のバックストーリーを描く小説も執筆しており、さらにゲーム作中のストーリーもクオリティの高いものになっているのでなかなかに期待できるかと思います。

マイクシュミット役(ジョシュ・ハッチャーソン)

作品:「センター・オブ・ジ・アース」、「ハンガー・ゲーム」など

ウィリアムアフトン役(マシュー・リラード)

作品:「スクリーム」、「デッドマンズカーブ」など

制作過程

本映画の製作は、2015年に決定しその後脚本が何度か白紙に。最終的な脚本が決定したのは2020年、2022年にはキャストや監督など多くの情報が決定されました。

ストーリーはただピザ屋の警備をする警備員に焦点を当てるのではなく、バックストーリーの重要キャラたちの登場が決まっていることから、バックストーリーを中心に描くストーリーとなりそうです。

また本物のアニマトロニクス(機械人形)を使い撮影を行うようで、人形の製作は「セサミストリート」等で有名な「Jim Henson’s Creature Shop」が行っています。撮影は2023年2月1日より開始されており、ファンからの期待が高まっています。

ゲーム作品情報

『Five Nights at Freddy’s』はピザ屋の警備をする警備員を操作しながら、監視カメラ等を駆使しながら、主人公を襲おうとするアニマトロニクスたちの侵入を防ぐホラーゲーム。

第1作目(2014年)は、主人公の視点しか動かすことができないという今までになかったビックリ系ホラーとして世界的に流行。その後特徴的なキャラクターたちや、バックストーリーなどが人気となり現在でも多くのファンを抱えるビックコンテンツとなった。

FNAF最新作はこちらから

Poppy Playtime

公開日:未定
監督:未定
脚本:未定
製作:スタジオ71

『Poppy Playtime』の実写映画化が決定したのは、2022年4月のこと。なので監督や脚本などのほとんどが決まっておらず、制作のスタートにある映画化計画です。現在は「IT」や「レゴムービー」等で有名なプロデューサー、ロイ・リー氏に映画のプロデュースを提案しており交渉段階だそうです。

ゲーム本編では様々な仕掛けを使ったギミックが登場しますが、それらがどのように再現されるのか気になります。まだ企画段階のため詳細は不明ですが、公開まで3,4年はかかるのではないでしょうか。

ゲーム作品情報

『Poppy Playtime』はおもちゃの廃工場を主人公が探索するアクションホラーゲーム。

ハギーワギーなどの独特な登場キャラクターやパズル要素が人気を博し、話題となった。特に敵キャラハギーワギーの人気はすさまじく、日本などの一部の国ではゲームタイトルよりも知名度が高く一人歩き状態となっている。

ポピープレイタイムに関する記事はこちら

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懐かしのゲームが実写化

ロックマン

公開日:未定
監督:アリエル・シュルマン
脚本:ヘンリー・ジュースト
製作:Supermarché

『ロックマン』の実写映画化が発表されたのは2018年。それ以降新たな情報はありませんが、脚本家と監督は決定しているようです。2020年には現在も映画は開発中とする報道があったものの詳細は分かりません。

少し残念ですが、映画はNetflixにて独占配信される予定です。

パックマン

公開日:未定
監督:アリエル・シュルマン
脚本:ヘンリー・ジュースト
製作:Supermarché

『パックマン』はマップを動き回るゴーストにつかまらないよう、散りばめられたドットを集めるアーケードゲーム。日本国内でも”レトロゲー”として有名な作品です。そんなパックマンがハリウッドで実写化されます。

脚本の原案は「ソニック・ザ・ムービー」のプロデューサーを担当したチャック・ウィリアムズ。実写版ソニックの脚本はものすごくよかったのでかなり期待できます。